強く速い球を投げる方法
初めましての方は初めまして!
TkgBaseballGuy(Tkg野球おじさん)です。
今回は強く速い球を投げる方法を紹介します。
強く速い球とは
皆さんは「良いボール(投球や送球)」ってどんな球だと思いますか?
私は強く速い球だと思っています。
では具体的にはどんなボールのことか。
それは回転数が多くて、外野からの送球でもあまり失速しない球のことです。
ではこのようなボールを投げるにはどうすれば良いのか。
今回は投手、内野手、外野手、全てに共通する技術を紹介します。
ボールは1番深く握る
まずすることはボールを目いっぱい深く握ることです。
投手で変化球を投げる場合は例外ですが、それ以外の場面ではボールは1番深く握った方が良いです。
これをする理由は強く速い球の話のときの回転数に関係してきます。
よく、少し浅く握って指先とスナップで回転数を出すと言っている人がいますが、それをするには普通以上の指先の柔軟性と強靭なリストが必要になります。
しかもこの2つはほとんど天性の才能で鍛えることは難しいです。
だからこそ1番深く握って、少しでも指に掛かっている時間を長くすることで回転数を稼ぐことが出来るのです。
実際に普通に握ったときと1番深く握った時とでは大体、ボール半周分回転数に差が出ます。
半周分と聞くとたったそれだけかと思うかもしれませんが、例えば投げてから誰かが取るまで普通に握って10回転だったとしたら、1番深く握ったときには15回転になるということなのです。
5回転差があると思ったら全然違うと思いませんか?
投げ方の紹介
ではここからは強く速い球を投げるための具体的な方法を紹介します。
1.投げる方の手側の腰のすぐ横まで手を持ってきます。
このとき手首は自分の体側の方にに曲げておきます。
理由は後々説明します。
2.そのまま体側に沿って耳の横辺りまで手を上げてきます
3.耳の横まで来たら、押し出すようにかつカーブを投げるように手を前に出していきます
4.リリースの直前になったら、一気に手を反対に返してストレートが投げれるようにします
このとき最後は手の甲が上ではなく、小指が上に来るように意識したら上手くいきやすいです。
ここでなぜ手首を体側の方に曲げるのかを説明します。
最後の一気に手を返す時に、手首が外側を向いていると力が伝わらないし抜けてしまうからです。
説明しようと思えば全項目をもっと細かく説明出来ますが、長くなりすぎるので重要な部分のみ説明しました。
まとめ
これらをする事によってどのポジション、どんな体勢でも強く速い球で落ちない球を投げることが出来ます。
更に副次的な効果として、イップスの予防や解消にも繋がります。
私は中学の途中から高校の最初にかけてかなり重度のイップスでした。
この話に関してはまた別の記事で詳しく書きます。
しかし、感覚で投げるのではなく、投げ方を具体的にすることによってイップスが解消されたのです。
今回の内容は少し難しいことを言っているので、これを読んだだけでは分からない部分もあると思いますので、コメントやTwitter、InstagramのDMなどで質問して頂ければ随時答えます。
気になることがあればぜひ送ってみて下さい。
いかがだったでしょうか?
良いボールを投げて、監督コーチにアピール出来るようになっちゃいましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
(注)内容は私が勝手に掲げている持論です。全ての人に当てはまるというものではありません。
Twitter、Instagramにて更新情報を発信しています。
良ければフォローよろしくお願いします!
ブログを更新しました。
— TkgBaseballGuy (@guy_tkg) 2020年5月31日
今回はホームランを打つ方法(軌道編)です。
ホームランを打つ方法(理屈編)と(前で打つ編)の続きですので良ければそちらも読んでみて下さい。https://t.co/OcgeLEVUjU